解答番号
【 5 】
解説
× 抑うつ状態の人は、自分でも「このままではいけない」「何とかしなくては」と思いつつ、自分ではどうすることもできずに苦しんでいるため、元気を出すようにという励ましの言葉は利用者にプレッシャーを与えてしまう。元気を出そうとしても、自分では元気を出すことができない状態であることに理解を示し、共感やいたわりの気持ちを伝える必要がある。 × 介護福祉職が沈黙している理由を問いただそうとすると、黙っていることを責められているようで、利用者はプレッシャーを感じてしまう。沈黙の状態が続いても、理由を問いただそうとしたり、 話すことを強制したりせずに、利用者を温かく見守ることが大切である。 × 抑うつ状態の人は、人と会ったり、話をしたりすることも負担に感じるため、介護福祉職が無理に会話を促すことは適切ではない。 × 抑うつ状態の人は、すべての活動における興味や喜びが減退する。気分転換や気晴らしを勧めるより、こころとからだを休めることができるように配慮することが大切である。 〇 見守っていることを伝えて、利用者に安心してもらうことが大切である。